ストレスと身体症状
何かストレスによる体の不調と病気による症状は見分けることが難しいことがあります。
また、ストレスなど心理的要因は免疫力を低下させることも事実です。
なので、病気があり、さらにストレスがあると、現在の病状や症状が修飾されてしまうこともあります。
第2次大戦中のユダヤ人の精神科医、ビクトール・フランクルが書いた”夜と霧”というドイツ収容所内で起きたことを綴った書籍があります。
フランクル自身も被収容者でした。
それによると、ある収容所内で、クリスマスに解放されるという”希望”がうわさとして広まったことがあったそうです。
しかし、実際には解放はなく、その年のクリスマスから新年にかけて大量の死者が出たそうです。
当時の収容所医長の見解では、説明のつかない大量死であって、ただでさえ過酷な収容所内の労働や劣悪な環境に加え、クリスマスには家に帰れるといった”ありきたりで素朴な希望”が打ち砕かれたからと言わざるおえないということだったそうです。
それほど、人間の精神が健康におよぼす影響が大きいといえるのではないでしょうか。
そのストレスは、考え方と行動よって、方向を変え軽減することは可能です。
やって悪いことがないのが、当院のカウンセリングです。
ぜひ、症状のお悩みやそのほかのお悩みを一緒に軽減するようにしてみませんか?
ご相談お待ちしています。