舌痛症のオンライン診療はCLINICSよりお入りください。
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院長

角田 智之(つのだ ともゆき)
 

ご挨拶

福岡市博多区のつのだデンタルケアクリニックでは、舌痛症でお困りの方のために外来診療、そしてオンライン診療を行っております。
治療の中心はカウンセリングで、舌痛症の原因である心理的要因に直接アプローチすることで症状の改善をはかります。
舌痛症の原因は心理的要因である以上、抗不安薬・抗うつ剤などでの根本的な改善は難しいと考えます。当院ではお薬はなるべく使用せず、“選択理論”という心理学の理論を応用したカウンセリングで、その方が抱えておられる問題を少しでも軽減し、過去や他人を変えることではなく「今、あなたはどうしたいのか?」「これから未来に向けて、どうしていきたいのか?」ということにフォーカスして、問題との向き合い方を一緒になって考えていくことで舌痛症の根本的な改善を目指します。

略歴

明海大学歯学部卒業
日本大学医学部歯科口腔外科学教室入局
同医学部麻酔科研修終了
横須賀市立市民病院 歯科口腔外科勤務
社会保険横浜中央病院 歯科口腔外科勤務
(医)新生会 大宮共立病院 歯科口腔外科勤務
久留米大学医学部口腔外科学講座入局
(医)雪の聖母会 聖マリア病院 歯科口腔外科勤務
(医)高邦会 高木病院 歯科口腔外科勤務
福岡市博多区東那珂に、つのだ歯科口腔クリニック開設

所属学会等

日本口腔外科学会
日本歯科医師会
福岡県歯科医師会
福岡市歯科医師会
日本歯科医学会

院長インタビュー

器質的な病変がないにもかかわらず、舌の痛みなどの症状が起こる“身体表現性障害”の1つである舌痛症。
半年程度経過を診ると改善されるケースもあり、重症化が少ないことからそれを“病気”としてとらえる医師も少なくない。歯科や内科、耳鼻咽喉科を受診「ストレスの影響」と言われ、抗不安薬・抗うつ薬を処方されることが多現状。

こうした状況の中、舌痛症の原因である心理的要因にカウンセリングで直接アプローチする治療を行うことで、症状でお困りの方の力となり続けているつのだデンタルケアクリニックの角田智之(つのだ ともゆき)院長に、舌痛症治療に対する思い、カウンセリングの特徴、患者様へのメッセージなどをお聞きしました。

 

舌痛症の原因は心理的要因
お薬を出すだけでは対症療法にしかなりません

 

舌痛症の治療に力を入れて取り組むようになったきっかけは?

元々、大学病院の口腔外科に長くいたものですから、舌を診ることには慣れており、舌痛症の治療も経験していました。
ただ、舌痛症の基本的な治療方針というのは、患者様に「心理状態が影響して症状が現れている」ということをご説明して、抗不安薬・抗うつ薬を処方するか、重症難治性の場合には心療内科・精神科をご紹介というものでした。
しかし、舌痛症の原因は心理的要因であることは明らかで、これを何とかしないと抗不安薬や抗うつ薬を処方しても対症療法ではないかと考えます。
根本的な改善を目指すために、「原因である心理的要因をしっかりとらえて、直接的にアプローチしてみよう」と思い、“選択理論”という心理学を勉強し始めたのがきっかけです。

“選択理論”とはどのようなものですか?

アメリカの精神科医ウィリアム・グラッサー博士が提唱した理論で、こちらの理論によれば“様々な病気は、人間関係の問題が影響している”と考えられていて、その中で特に舌痛症について言及されているわけではないのですが、心理的要因が深く関わる病気ですので、この理論を応用できるのはないかと思い、実際に応用し始めたら効果があったという次第です。

“心理的要因”とは具体的に何を指しますか?

それは“不幸感”とも言え、人間が不幸を感じる場面は職場や家庭など様々ですが、ほとんどは人間関係に起因するものと考えられています。
なので、この人間関係にフォーカスし、カウンセリングで患者様の人間関係や、その方を取り巻く環境に対してどのように対処すればいいか一緒になって考えていきます。

 

当院では“カウンセリング中心”で治療
カウンセリング中に痛みがなくなる方も

 

治療はカウンセリングが中心となるのですか?

あくまでこれは私の治療方針であって、舌痛症のスタンダードな治療方法ではないのですが、当院での舌痛症の治療は“カウンセリング中心”となります。
内科や耳鼻咽喉科、歯科などで行われている抗不安薬・抗うつ薬の処方は基本的に行いません。
歯科に限らず、こうしたスタイルで治療を行っているところはないと思います。

カウンセリングではどんなお話を?

まず、その方の“問題点”を明らかにします。
舌痛症は舌の病気ですが、例えば最近、配偶者を亡くされて、それを機に舌が痛むようになったという方もおられます。
カウンセリングを通じて、そういった可能性のある背景を一緒に探っていきます。

また、患者様には“過去と他人は変えられない”ということにしっかり向き合っていただきます。
過去のことや他人を変えることには一切触れず、現在の人間関係を整理して、“自分の行動と思考を変える”ことにフォーカスして対話を進めます。
過去のことは過去のこととして、「これからあなたはどうしていきたいのか?」ということを一緒になって考えていくのです。

実際、カウンセリングだけで効果はあるのでしょうか?

効果は実感しております。
患者様によってはカウンセリング中に「あれ…痛くなくなってきました」と改善する方もおられます。
またカウンセリング中や終了直後はあまり効果を実感されていなくても、次回、お越しになられた時に「良くなってきました」「カウンセリングの効果でしょうか?」とおっしゃる方もいます。

かなりデリケートな部分に話がおよぶこともあるのでは?

正直、それを嫌がる方もおられます。
また、1回のカウンセリングだけでは大切なことが聞き出せないこともあります。
人間関係にフォーカスした話をしようとしても、「何も問題ありません」とおっしゃる方もいます。

そこを掘り下げていくためにも、カウンセリング時には決して患者様のことを“否定”しません。
必ず支援的な態度で接して、人間関係で悩まれているのなら、その事実をしっかりととらえて、そのうえでその方が「これからどういう選択ができるのか?」ということを一緒に考えて支援的にカウンセリングいたします。

 

“社会や困っている人への貢献”
それがカウンセリングを続けるモチベーションの源

 

どのくらいの期間で効果が実感できるのでしょうか?

通常の歯科治療のように、「今日歯型取りをして、次回それをセットする」というものではありませんので、基本的にカウンセリングに回数の制限・目安のようなものはありません。
患者様の状態・ご要望に応じてタイミング・回数は変化します。

ただ、1つの目安として、3~4回カウンセリングを続けられたら効果をお感じになるケースが多いです。
そうしてカウンセリングを続ける中で、初めは舌痛症についてのお話だったものが、だんだん人生のカウンセリングのような感じになっていき、途中で「舌の痛みはどうですか?」とお聞きすると、「あっ…痛くないです」となることもあります。
なので、カウンセリングによっては舌痛症の話が全然出ないことも珍しくありません。

カウンセリングを続けることは大変だと思いますが、そのモチベーションの源は?

つのだデンタルケアクリニックという歯科医院を経営する身ですので、利益のことを一切考えないというわけにはいきません。
ですが、京セラの会長で日本航空(JAL)を再生させた稲盛和夫さんの言葉に、こういうものがあります。
「あなたが何か事業を始めようと思ったら、何より先にそれが社会のため、人のためになっているかまず自問自答しなさい」
「社会のため、人のためになっているということであれば、それをやりなさい」

また、アチーブメント株式会社の青木社長の言われている“「理」と「利」の統合”という考え方があり、これは理(ことわり)と利(利益)は合わさるものだが、理(ことわり)が最初に来て、利(利益)は後からついて来るというものです。

歯科医院を経営するにしても、利益のことばかり考えているとそれは道半ばで途絶えてしまうと考えていて、“社会への貢献”そして“困っている人がいれば助ける”という気持ちが先に立たないといけないと思っています。
決して聖人君子というわけではないのですが(笑)、これがモチベーションの源で、これらの言葉・考え方に共感して実践しているという感じです。

 

“効果的な治療と繋がれる場所”として
舌痛症のオンライン診療も実施

 

舌痛症のオンライン診療も行われていますよね?

舌痛症を専門的に診る科・施設は非常に少なく、患者様はまず歯科や耳鼻咽喉科へ相談に行かれるケースが多いのですが、「ストレスによる症状です」「舌がんなどの大きな病気はありませんでした」と言われて終わる場合がほとんどです。
患者様もそう言われる、「舌がんじゃなくて良かった」「ストレスじゃしょうがない」となり、つらい症状を我慢するしかないというのが現状です。

こうした患者様が、舌痛症の効果的な治療と繋がれる場所となればという思いで、オンライン診療を行っています。
もちろん、オンライン診療に限らず、外来診療でもそのような思いを持っています。

舌痛症の症状でお困りでも、何科を受診していいのかわからず迷われる方は大勢おられて、歯科や耳鼻咽喉科を受診しても、器質的な病変がないため「ストレスのせいです」と言われて、抗不安薬・抗うつ薬を処方されて終わりというケースが多いです。
こうした“舌痛症患者の難民化”が懸念される中、少しでも多くの患者様に「ここで舌痛症のことが相談できますよ」と知っていただき、安心や症状改善に繋げられたらと思っています。

オンラインで舌痛症を診ることは可能なのでしょうか?

舌痛症の診断ではまず、舌がんなどの他の病気がないか鑑別することが大事で、舌は患者様ご自身に引っ張り出していただいて診ることができるので、ある程度の診断を行うことは可能です。
そして当院の治療はカウンセリングですので、オンラインでも可能です。

外来診療だけだと、近隣にお住まいの方しか診ることができませんが、オンライン診療ならもっと多くの方の診療ができます。
例えば離島にお住まいの方でも、オンライン診療でカウンセリングを受けるということもできます。

また、コロナ渦の現在、対人接触を心配な方も多いと思いますが、そうした方でもオンライン診療なら安心して受診していただけます。

 

舌痛症の改善はあくまで“入口”
その奥にある“人間関係の改善”が大切

 

最後に、サイトをご覧の方へメッセージをお願いします

少しでも気になる症状があれば、気軽にご相談いただきたいです。
今も触れたように、当院ではオンライン診療も行っていますし、外来の対面診療でもコロナ対策として換気や消毒などを徹底しておりますので、安心して受診していただけます。

例えば、「昨日は痛かったけど、今日は痛くない」ということでも、心配であれば一度ご連絡ください。
舌痛症は就寝中や仕事中、食事中は痛くなくなるのが特徴ですので、「気のせい」と自己判断せずに専門家の診断を受けられるようにしてください。
お一人でも多くの舌痛症でお困りの方に、症状改善をお手伝いさせていただきます。

そして舌痛症の改善はあくまで“入口”であり、その背景にある不幸感の原因としての“人間関係の改善”の重要性をご理解いただき、自らの力で幸せな人生の選択ができることを知っていただきたいと思います。
問題が改善されないままだと、一時的に症状が治まっても、舌痛症が再発する恐れがあります。
また舌痛症以外にも、何らかのお体の不調が起こることも考えられます。

それを改善し、その方の人生をより良いもの、幸せなものとしていきたい、当院の舌痛症の治療の奥にはそうした思いが込められています。

ここまでの症状・原因に心当たりがある方へ
そのストレスを解消させてみましょう

まずはあなたの状況を聞かせてください。

オンライン診断はこちら 092-400-0080
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