正中菱形舌炎症(せいちゅうりょうけいぜつえん)
正中菱形舌炎とは、ほとんど聞かれたことはないと思います。
舌の真ん中より少し奥の方に菱形の赤い部分が強調されている感じに見える場合が多いです。
ときには、結節状(飛び出して)に現れる場合もあります。
原因は、はっきりわかっていませんが、胎生期の不対結節が残っていることに起因する(要するに、生まれつき)とも言われています。
自覚症状はなく、真の炎症ではないので、特に処置は必要ありません。
自然となおることも多いようですが、カンジダ菌による炎症との鑑別は必要です。
私も、いままで数例の患者さんを診たことがある程度です。
福岡市博多区 舌痛症診療 つのだデンタルケアクリニック